税金について
車のご購入の際に必要な諸費用の中に、各税金や 自賠責保険料などの法定費用が含まれます。
その法定費用についてご説明します。
自動車税(種別割)
自動車税種別割は都道府県税、軽自動車種別割は市町村税です。自動車を所有している人(所有権を留保している場合は使用者。以下同じ。)に課税されます。
環境性能割(正式名称:自動車税環境性能割)
自動車税環境性能割(以下「環境性能割」という。)とは、購入や譲渡により自動車を取得した時に課される税金です。2019年10月1日の消費増税に伴い、従来の「自動車取得税」が廃止されたタイミングで導入されました。取得価額が50万円以下の場合や相続による取得の場合は非課税です。取得価額とは、その自動車にどのくらいの金銭的価値があるかを示したもので、新車と中古車で異なります。
自動車重量税
車の車両重量に応じて課税される国税です。 車検時のみに納税する義務がありますので、車検が残っている中古車を購入する ときは必要ありません。しかし、購入時に車検を通す中古車の場合は必要となります。
自賠責保険料
正しくは、自動車損害賠償責任保険といいます。
車の所有者(または使用者)が必ず加入しなければならない保険のため、一般には「強制保険」とも言われています。
車検残のある中古車の場合、その分の保険料を販売店に支払うのが一般的です。
消費税
車両本体価格をはじめ、オプション装備や付属品、登録手数料など、 ほとんどのものに10%の消費税が課税されます。課税されないのは法定費用のみとなります。
しかし、車検残のある中古車を購入するときには、自動車税や自賠責保険料の 「月割相当額」も課税対象になります。
リサイクル料金
自動車リサイクル法に基づき、自動車購入時(預託済みの場合は不要)に支払う リサイクルのための費用です。料金は車種、車体ごとに異なります。 詳しい金額は各自動車メーカーのHP等で確認することが出来ます。
- 自動車リサイクル促進センター…自動車リサイクル法について
- 自動車リサイクルシステム…リサイクル料金の照会が出来ます。